2023年度第3回セミナー概要
社会の中で精神分析はいかに貢献できるのでしょうか。今回も、精神分析とコミュニティとの関係についてシンポジウム、グループ・スーパーヴィジョンを通して考えていきます。
シンポジウムでは、あざみ野心理オフィスの岩倉氏に災害や重大事件の現場において心理職としてどのように環境を構築し、機能するか、そして力動的視点をどのように活かすかについてお話しいただきます。続いて、甲南大学の富樫氏にコミュニティが私たちに与える影響と、そこでの臨床実践の意味についてお話しいただきます。お二人の話題提供を受けて、あいせい紀年病院の中西氏に指定討論をいただき、フロア全体で議論していきます。
グループ・スーパーヴィジョンでは、障害者介護事業に携わる樋口氏からコミュニティ支援の実際を発表いただきます。助言者は岩倉氏が、司会は富樫氏が担当します。本協会セミナー初の試みとして、心理職以外の援助専門職による事例提供となっています。心理職以外の視点を通して、深く新しい学びが得られる機会にできたらと思います。
[日時] | 2024年2月25日(日)9:30〜16:00 ※従来10:00スタートでしたが、今年度は9:30スタートです。 |
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[場所] | zoomによるオンライン開催 |
[午前(9:30〜12:30)] | シンポジウム「精神分析とコミュニティ」 「現場に馴染み、機能するために」 岩倉 拓(あざみ野心理オフィス) 「コミュニティの中の治療者」 富樫公一(甲南大学/栄橋心理相談室) [指定討論] 中西和紀(あいせい紀年病院/カウンセリングオフィスみかわ) |
[午後(13:30〜16:00)] | 「グループスーパーヴィジョン」 [講師] 岩倉 拓 [事例提供] 樋口拓朗(東京大学大学院/呼及舎) |
[参加費] | (1) JFPSP訓練研究所正規訓練生・・・4,000円 (2) NAPI精神分析的間主観性研究グループ認定会員・・・4,000円 |
[申込] | こちらからお申し込み下さい。 |
※フォームから上手く送信できないときは、info@jfpsp.netまでご一報ください。
[締切] 2024年2月24日(土) 18:00
[問合せ先] info@jfpsp.net
※本セミナーは「臨床心理士資格更新のためのポイント(4群オンライン1ポイント)」を申請予定です。
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