(くどう・しんぺい)
九州大学大学院人間環境学府にて博士(心理学)を取得後、いくつかの大学で勤務してきた。
現在は名古屋大学学生支援本部准教授として、障害のある学生の支援にあたっている。
アタッチメント理論と精神分析を専門とし、学外では刑務所カウンセラーの経験から、犯罪からの立ち直りを支援するNPO法人の立ち上げ・運営に加わり、司法矯正領域での仕事を行ってきた。
その後、犯罪の予防を考えたときに子どもの育ちを支える意義を考え、児童養護施設、児童心理治療施設などの社会的養護領域にも活動の場を広げ、アタッチメント理論の臨床応用に取り組んでいる。
それとは別に、開業設定での個人心理療法の実践を細々と行い、親子関係、犯罪などの問題を抱えた人たちとの仕事もしている。