米国精神分析の歴史と対人関係・関係精神分析
[講師] 辻河 昌登 (帝塚山学院大学大学院 / KIPP天満橋心理オフィス)
[時間] 53分
[概要] 米国精神分析の歴史において、その黎明期から続く学派間の対立関係を述べ、対人関係/関係学派のミッチェル, S.A.が精神分析理論を統合的に理解する視座や臨床家が民主的かつ自由に議論できる場を提供することで、学派間の対立関係は協調関係へと推移していった過程を解説した。
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サリヴァンの対人関係論
[講師] 鈴木 健一 (京都精神分析心理療法研究所/名古屋大学)
[時間] 59分
[概要] 対人関係精神分析を創設したSullivanの理論について紹介する。まず基本的概念として、人類同一種要請、不安、体験様式について説明する。次に発達論を、誕生から成人期に至るまでの6段階を説明する。最後にSullivanの臨床実践について解説する。
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自我心理学の展開
[講師] 妙木浩之 (南青山心理相談室/東京国際大学人間社会学部)
[時間] 78分
[概要] 米国の精神分析の歴史の一部に、自我心理学の発展がある。それは大きく分けて、ハルトマンの時代の理解、そして力動精神医学におけるラパポートの仕事の影響があるのだろう。ここでは、ハルトマンの仕事と、これを米国でまとめ上げる役割を果たしてきたメニンガー出身のラパポート、その影響と顛末についてお話していきたいと思う。自我心理学の完成が、どのような臨床理論を生み出していったか、というところまで、お話までしたいと思う。
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米国現代自我心理学FRED BUSCHの治療戦略ー精神分析マインドを育てる聴き方・話し方ー
[講師] 鳥越淳一 (開智国際大学/南青山心理相談室/青山心理臨床教育センター
[時間] 58分
[概要] 米国現代自我心理学者の論客Fred Buschの分析的アプローチについて解説する。伝統的に自己分析は「分析家の分析機能への同一化の結果である」と説明されることが多いが、Buschは「分析家がどのように分析するかの結果でもある」と述べている。分析の仕方というより一般化しやすい要素に分析の成果を帰属させるのは、分析治療のマニュアル化にも通じる試みである。どのような順序で、何を、どのように分析するのか、Buschアプローチの治療戦略を紹介する。
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